本記事では「英語で子供と絵本の読み聞かせを楽しむ時のポイント」をまとめました。
友達の子供(6歳と4歳の男の子)へ英語とスペイン語の絵本をプレゼントした時に、読み聞かせを開始。
これが意外とおもしろくて、友達のお子さんと会うたびに新しい外国語の絵本をプレゼントし、その度に読み聞かせを継続してきました。
今ではその子と会うたびに「絵本読んで~」と読み聞かせのリクエストを頂いています。
しかし最初は「読み聞かせはいつからやればいいのかな?効果はあるのかな?」と疑問に感じていました。
この体験をもとに「お子さんと一緒に外国語の絵本を楽しむ時のポイント」と「初心者にオススメする絵本3冊」についてお伝えします。
英語で子供と絵本の読み聞かせはいるから?効果を感じる5つのポイント

私が英語で絵本の読み聞かせをしたのは、友達の子供(日本人)が0歳~6歳だった時でした。
英語で読み聞かせをして効果があると感じた時のポイントは以下の5点です。
- 読み聞かせの目的をはっきりさせる
- テーマがわかりやすい絵本を選ぶ
- 正しい発音を聴かせる
- 大人も子供と読み聞かせを楽しむ
- 日本語の教育も忘れない
以下で順番にみていきたいと思います。
読み聞かせの目的をはっきりさせる
たとえば、お子さんに読み聞かせをする時の目的は、絵本のストーリーを純粋に楽しんでもらうことでしょうか、それとも語学力の向上でしょうか。
前者の場合は絵本のイラストを利用しながら、日本語で読んであげても問題はありませんが、後者の場合はお子さんが正しい英語の発音に触れられる配慮が必要になります。
テーマがわかりやすい絵本を選ぶ
それぞれの絵本にはなんらかのメッセージが含まれており、子供が内容を理解しやすい絵本だとストーリーテリングがスムーズにいきます。
小さいころに読んだ絵本のセリフ自体を的確に覚えていなくても、ストーリーが記憶に残っている方はいらっしゃるのではないでしょうか。
正しい発音を聞かせる
最近では絵本の読み聞かせ動画がインターネットで公開されているので、動画サイトを利用して子供にネイティブの音声を聴かせると、聴いたままの言葉をうまく真似できるようになると言われています。
この話を裏付けるのが臨界期仮説です。
英語は何歳からでも学ぶことはできますし、英語で会話することは可能ですが、臨界期仮説によると、聞いたままの発音をまねできるのは9~12歳頃までだと言われています。その後は、日本語にある似た音を探してその音に近い音を使うようになります。
大人も子供と読み聞かせを楽しむ
どのような形でも、大事なのは「大人もお子さんと一緒に読み聞かせを楽しむこと」です。
お子さんは新しい体験の中で「わあ、これおもしろい」という好奇心を育むので、「ねえ、これまた読んで」というリピートの依頼がきます。
大人自身も物語を楽しむことで、お子さんにもその気持ちが伝わります。
またはTVが大好きなお子様の場合、1話3分で30話収録・3,000円台で販売されている子供英語DVD GoomiesのようなDVD教材があると、生活の一部として楽しく英語に触れられます。
日本語の教育も忘れない
前述の臨界期仮説では、聞いたままの発音をまねできるのは9~12歳頃と言われています。
英語だけでなく、日本語の語学力の基礎を身に付けられるのもこの年代。
「子供の母語は日本語」であるという意識も重要です。
初心者にオススメする絵本3冊

英語の絵本は多いので、選択が意外と難しい時があります。
本記事では、私が実際に使った絵本を3冊ご紹介いたします。
E.T. the Extra-Terrestrial: The Classic Illustrated Storybook (Pop Classics)
スティーブン・スピルバーグ監督が生み出した名作、「E.T」.の絵本です。
主人公の男の子が宇宙人と遭遇して仲良くなるというストーリーなので、友達のお子さんに読み聞かせた時はしっかり食いついてくれました(笑)
理解しやすい内容だったようで、読み聞かせた後にはE.T.の映画鑑賞も楽しんでくれました。
YouTubeでもネイティブの音声を確認したい方は、「E.T. the Extra-Terrestrial | A classic Story Book for kids」で検索をしてみてください。
Home Alone: The Classic Illustrated Storybook (Pop Classics)
小さな男の子が泥棒をやっつけるコメディ映画、「ホームアローン」の絵本です。
上述のE.T.の絵本と同じ作者のKim Smithさんがかわいいイラストを描いています。
クリスマスシーズンに読み聞かせた後にセットで映画をみると、一緒に楽しい時間を過ごせます。
ネイティブの音声を確認したい方は、以下の動画をご覧ください。
YouTubeでネイティブの音声を確認したい方は、「Home Alone – Christmas Kids Books Read Aloud」で検索をしてみてください。
¿Dónde está Venezuela?
ここでスペイン語の絵本をご紹介。
自然豊かな南米の国、ベネズエラを紹介する絵本です。
ストーリーテリングは英語ではなくスペイン語ですが、世界地理、生物多様性や民族性についても子供が「おお~」と反応を示すイラストが描かれています。
実は友達の子供に読み聞かせた絵本の中で一番リピートの数が多いのが、この「¿Dónde está Venezuela?」です。
YouTubeでネイティブの音声を確認したい方は、「Dónde está Venezuela? Nacho Palacios y Leo Nieves.」で検索をしてみてください。
まとめ:長い目でお子さんへの英語教育を楽しむ

ここまでご覧になっていただきましたように、英語の読み聞かせを効果があるものにするためには、以下のループで「お子さんと一緒に読み聞かせを楽しむこと」です。
読み聞かせ→楽しい→リピート→見聞きしたことを覚える
外国語の語学力自体は、成人した後でも努力次第で身に付けられます。
外国語の習得のみに固執せず、読み聞かせを通じてお子さんがさまざまなストーリーや価値観に触れ、想像力と思考の柔軟性を伸ばしていく過程を楽しめると、貪欲に新しい知見を吸収できるようになるのではないかと思います。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。
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