

こんにちは、フリーランスのKizukiです!一般企業を経てフリーランスとして2019年に独立し、Webデザイン・プログラミング・通訳・翻訳・通訳案内士の仕事に携わってきました(Kizukiについてはプロフィールをご覧ください)今回は以下の疑問にお答えします。

通訳案内士試験を受験しようと思っていますが、地理・日本史・一般常識・通訳案内の実務を含む筆記試験の難易度は高そうです。対策はどのように行えばいいのですか?おすすめの参考書はありますか?
結論、通訳案内士試験の難易度は高いですが、1次試験に関しては情報を集めて対策を行い、勉強時間を確保していれば合格を狙えます。
- ノウハウが詰まったスクールの教材を活用する
- 必要な教材を1巡~2巡学習する
- 勉強時間を確保する
- 全体的に7割~8割とるという気持ち
ポイントの詳細を解説する前に、通訳案内士国家試験の概要を確認しましょう。
全国通訳案内士試験とは、全国通訳案内士として必要な知識及び能力を有するかどうかを判定することを目的として、JNTO(日本政府観光局)により毎年1回実施される試験です。語学で唯一の国家試験として知られています。
将来は通訳案内士として働きたいという方々や、英検などの資格試験を受験された後の自己啓発の一環として受験される方が多いようです。
また、「これはかなりマニアックじゃないか?」と人によっては思われる問題も出題されているようです。
しかし勉強時間を確保して各科目で安定して7割~8割前後をとれれば、独学でも合格できます。
私が通訳案内士の一次試験対策で独学合格をした時に使って参考書について、本記事で解説していきたいと思います。
通訳案内士一次試験の難易度や勉強時間は?独学合格のおすすめ参考書

繰り返しになりますが、全国通訳案内士試験の一次試験対策のポイントとなるのは、以下の3つです。
- ノウハウが詰まったスクールの教材を活用する
- 必要な教材・参考書を1巡~2巡学習する
- 勉強時間を確保する
- 全体的に7割~8割という気持ち
それぞれ順番に見ていきましょう。
ノウハウが詰まったスクールの教材を活用する

ノウハウを持っているスクールと言えば、筆頭にくるのはハロー通訳アカデミーです。おそらく受験者の間で最も有名な専門校ではないでしょうか。私も受験生時代には同校の教材を利用していました。
無料のメルマガが一番のポイントです。
40年以上の歴史があるので、十分なノウハウを持っています。
無料のメルマガでは具体的にどの書籍を使えばいいのかも教えてくれるので、実際に本屋で中身を確認しながら教材を購入していました。
また、ハロー独特の300選も使いました。
必要な教材を1巡~2巡学習する
ノウハウはハロー通訳アカデミーのメルマガが配信してくれるので、todoの話に移ります。
ここでは、私が購入したおすすめ参考書をご紹介いたします。
地理対策
観光名所の説明が豊富な日本地図です。
ハロー通訳アカデミーのメルマガと併用していました。
ハローのメルマガは基本的にテキスト形式で配信されるため、メルマガで紹介された観光名所を逐一確認していました。
日本史対策
日本史(通史、文化史、外交史など)が英語で解説されています。
こちらもハローのメルマガと併用して使っていました。
植田先生の著作は他にも多数あるのですが、時間の関係でこの1冊のみ読み返しました。
一般常識対策
もともとこの本は学生時代に頂いたものだったのですが、通訳案内士試験で大いに役立ちました。
日本語と英語の対訳を見開きで確認できるようになっているので、音読をやりやすかったです。
通訳案内の実務対策
インターネットの口コミを見ると「観光庁の研修テキスト」からの出題という原則は守られているようですので、テキストの内容を地道に覚えて対策という流れになります。
語学対策(英語)
語学の試験では、主に翻訳問題・読解問題・作文問題が出題されます。

私は通訳案内士の受験前に英検1級を取得していたため、英語は免除となりました。
事前に英検1級を取得しておくと、他の筆記試験対策へ時間を割けますが、二次試験ではガイドとしての知識と語学力が問われるため、油断はできません。
一次試験の免除制度については、下記記事で解説しています。
勉強時間を確保する
学生さんや社会人の方々でも、1日最低1~2時間程度の勉強時間は必要です。
ポイントとなるのはできる限り毎日勉強することで、1日でもサボってしまうと、その翌日も休んでしまうリスクがあります。
あまり詰め込んでしまってガス欠になるのは考えものですが、できるだけ継続を意識して対策をしていきましょう。
全体的に7割~8割以上という気持ち
筆記試験で狙うのは「合格」です。

点数配分に偏りがなく、全体的に7割~8割以上の点数をとれれば、筆記試験で合格できます。そのためには教材を絞り、できる限り毎日勉強を積み重ねて知識を蓄えていくことが必要です。
通訳案内士一次試験対策まとめ:実務を意識しよう

「通訳案内の実務」という新科目が追加されたように、試験のトレンドとしては実務重視の傾向が高まっています。

私が受験した2017年度試験の二次試験では、課題に対するプレゼンテーションが終了すると、参考書には載っていないような想定外の質問が続きました。実際にガイドをやった経験から申し上げると、想定外の質問や状況にいかに対応するかという実務対応能力を身につけることで、試験にも対応できるようになります。
通訳案内士の二次試験対策については下記記事で解説していますので、ご参考ください。


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