【通訳案内士ブログ】ガイドの仕事を成功させる6つのポイント

【通訳案内士ブログ】ガイドの仕事を成功させる6つのポイント翻訳・通訳案内士

【通訳案内士ブログ】ガイドの仕事を成功させる6つのポイント

Kizuki
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こんにちは、フリーランスのKizukiです!一般企業を経てフリーランスとして2019年に独立し、Webデザイン・プログラミング・通訳・翻訳・通訳案内士の仕事に携わってきました(Kizukiについてはプロフィールをご覧ください)今回は以下の疑問にお答えします。

困っている人
困っている人

通訳案内士の仕事が決まったのですが、成功させるためには何を準備すればいいですか?

結論、「自分の切り口でストーリーを作り、それを実行するための準備をすること」が重要です。

通訳ガイドの仕事が初めて決まった方は緊張しますよね。

準備中はそわそわしますし、考えれば考えるほど終わりが見えなくなるのも通訳案内士あるあるです。

どのように準備したらいいのか…デビュー戦では、このような疑問が頭をよぎりますが、自分の頭で行程やリスク対策を考えなければいけません。

理由は、マニュアル通りのお客様はいませんし、自分の切り口で考えたストーリーにお客様を引き込めば、円滑にツアーが進むからです。

本記事では、「通訳案内士の仕事を成功させるポイント」について解説したいと思います。

本記事の内容
  1. ガイドの仕事を成功させる6つのポイント
  2. 外国人観光客との事前確認事項4選
  3. ガイドは一回やれば次のイメージを描ける

「通訳案内士の仕事を無事に成功させたい」と考えている方は、本記事をご参考ください。

新型コロナウイルスの影響で通訳案内士の仕事が激減し、管理人は2020年になると一度も稼働できませんでした。詳細を知りたい方は「【暴露】コロナ渦で仕事がない通訳ガイドはどうなったのか?」もご参考ください。
記事の信頼性
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Sharestyle Kizuki管理人のKizukiです。国内外のシェアハウスで2年3ヵ月生活してきました(ルームシェアの経験は5か月)。大規模な研修施設での共同生活も経験しています。仕事はITと語学のフリーランスです。英検1級と通訳案内士を取得。自身の経験や見解に基づき、シェアハウス・フリーランス・英語学習の生活に関する記事を公開しています。

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【通訳案内士ブログ】ガイドの仕事を成功させる6つのポイントとは?

【通訳案内士ブログ】ガイドの仕事を成功させる6つのポイントとは?

通訳案内士の仕事を成功させるポイントは、以下の6つです。

  1. 自分の観光ハイライト(旅程)を提示する
  2. 下見を確実に行う
  3. リスクを洗い出す
  4. つなぎの会話をイメージする
  5. 自分のガイドブックを作る
  6. お客様が観光を楽しむ姿をイメージして寝る

それぞれ順番に見ていきたいと思います。

自分の観光ハイライト(旅程)を提示する

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お客様から「ツアーのハイライトは?」と聞かれた時にどのように答えますか?人によるかと思いますが、私はルートと訪問地を下記の3つに分けてお客様へ案内しています。

  1. 伝統文化・歴史(例:浅草、上野、明治神宮)
  2. モダンカルチャー(例:秋葉原、原宿)
  3. ランドスケープ(例:渋谷のスクランブル交差点、都庁)

最近は個人単位やグループ単位(家族・友達と一緒)で来日される観光客の方々が増えているため、カスタマイズツアーのニーズが高まっています。

しかし、情報過多により「どこに行けばいいか分からないから、おすすめを教えてほしい」というお問い合わせを受けることもあります。

その際には自分のツアーハイライトを体系立てて説明するとお客様も安心します。

下見を確実に行う

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ガイド研修で常に言われていることではありますが、下見は100%必要です。

実際にガイドとして案内すると、目につく全ての事象が案内の対象になると言っても過言ではありません(少々言いすぎですが)。

それが想定外の質問につながることもありますので、実際にここを歩いた時に会話のストーリーをどう組み立てるか、とイメージできれば、ある程度の質問には対応できると思います。

下見の主な目的は「観光名所の説明準備だけでなくイメトレ」です。この作業がうまくいけば、話の幅を広げるきっかけになります。

リスクを洗い出す

後述する通り、通訳案内士の業務はライブ感が満載ですが、事前のリスク対策一つで顧客満足度が大きく変わります。

たとえば、日本ではクレジットカードを使える場所が限られており、PASMOやSUICAにクレジットカードでチャージができないと困る外国人観光客の方もいらっしゃいます。

クレジットカードのケースでは、事前に現金を用意するようにお客様へ伝えるリスク対策が重要ですよね。

つなぎの会話をイメージする

観光名所の説明については、音読や一般的な勉強を通じて説明内容を頭の中に入れておけば、ほぼ問題ないと言ってもいいのではないでしょうか。

実際にガイドをやってみて大変だったのは「つなぎ」の会話です。

例えば、場所を移動するときに、20分間電車に乗る必要があります。

その間はガイドとして何をすべきでしょうか。

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私はクイズ問題や電車で見かける広告の内容について話をしていましたが、何らかの専門知識を持つガイドの場合は、それをより楽しく説明して盛り上がるということも可能かもしれません。

一方で、話し過ぎるとお客様も疲れてしまうこともあるため、その距離感をうまく見極めながら移動することになります。

観光名所の案内よりも移動区間の会話の方が、お客様との信頼関係を構築する上で非常に重要でした。

自分のガイドブックを作る

余裕がある場合は、自分のガイドブックを作っておくと、お客様にイメージを伝えやすくなります。

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本来はガイドブックの類を持っているとそれに頼ってしまうため、できる限り持たない方がいいと思われがちですが、自分のツアーの魅力を知ってもらうために資料を作成すると喜ばれることもあります。

特に食事のご案内では、「何がおすすめ?」と必ず聞かれます。自分のフードラインアップをカテゴリー別に用意し、貼り付けた写真とともに説明すると、話がはやいです。

通訳案内士の試験対策を始めて必ず勉強するのが、「そばとうどんの違い」、「寿司の説明」、「日本のファストフード」などです。

それらを実際にアウトプットするためには、自分の持ち球としておすすめメニュー準備しておかなければいけません。

口頭で説明してもお客様の中でうまくイメージが湧かない場合には、自分で作ったガイドブックを利用してみるのもいいかもしれません。

お客様が観光を楽しむ姿をイメージして寝る

ガイドのデビュー戦は不安と緊張でいっぱいですよね。

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私は緊張のあまりほぼ一睡もできず、そのまま本番に突入しました。なぜ緊張していたのかというと、「完璧に準備できていたのかどうかが不安だったから」だと思います。

お客様からの想定外の質問、予定よりも時間が押した/早まった不測の事態など、ガイド業はライブ感に溢れた仕事です。

ガイドとして説明内容を準備しておくのは当然のことですが、100%の完璧主義にこだわるよりも、いかにお客様が楽しんでくれるかとイメージすると、気持ち的に楽になります。

説明を的確にできても、お客様が楽しんでくれるかどうかはその場の状況次第です。

その意味では、お客様を楽しませるストーリーテリングの持ち球を用意しておくと、寝る前に安心できるでしょう。

【通訳案内士ブログ】外国人観光客との事前確認事項7選

【通訳案内士ブログ】外国人観光客との事前確認事項7選

事前準備の確認事項7選は下記の通りです。

  1. 現金を持参させること
  2. SUICA/PASMOの購入とチャージ
  3. 飲食店での支払い
  4. 東京メトロ・JR乗車券
  5. タトゥーの有無
  6. たくさん歩く観光名所の情報共有
  7. イスラムのお祈り

それぞれ順番に見ていきたいと思います。

現金を持参させること

外国人観光客には事前に現金を持参するように伝えなければいけません。

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日本の交通機関や飲食店ではクレジットカードを使えない場合があり、外国人観光客が困るシーンをよく目にします。

お客様からガイドの依頼があった時には、必ず「クレジットカードを使えないお店が多いので、現金を持ってきてください」と伝えましょう。

SUICA/PASMOの購入とチャージ

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口頭で駅係員に確認したところ、クレジット機能がない通常のSUICA/PASMOには、クレジットカードを使用してチャージはできないという回答でした。

しかし条件次第ではSUICAにチャージができるパターンもあるという噂もありますので、詳細は駅係員に問い合わせた方がよさそうです。

詳細はSUICAのチャージ方法PASMOのチャージ方法で確認しましょう。

飲食店での支払い

都内にはクレジットカードによる支払不可の飲食店があります。

最近のケースでは、個人経営と思われるラーメン店で「現金のみのお取り扱いとなります」と言われた時がありました。

可能であれば立ち寄る予定の飲食店に、クレジットカードによる支払いが可能かどうかを確認しておいた方が無難です。

東京メトロ乗車券・JR乗車券

JRではクレジットカードを使って幅広い乗車券を購入できますが、JRの券売機で新幹線の切符を買う時の落とし穴が「暗証番号」です。

クレジットカードによっては暗証番号がなく、券売機で暗証番号を入力する画面から先には進めない場合があります。

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場合によってはみどりの窓口へ移動しなければいけませんので、事前にお客様へカード暗証番号の有無を確認していくといいでしょう。

一方で東京メトロ乗車券をクレジットカードで購入する場合、直接駅係員に問い合わせた方が無難です。

タトゥーの有無

「タトゥーをしている場合、銭湯に入れない可能性がある」と事前に伝えておく必要があります。
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実際に来日時に銭湯で入浴を断られ、「なぜタトゥーをしているだけで、入浴できないのか?」と困る方がいらっしゃいます。日本のいくつかの銭湯ではタトゥーが禁じられていますが、外国人観光客にはその情報があまり届いていないという話を聞きました。

外国人観光客の情報源はガイドブックかインターネットの口コミに依存することが多く、観光時の注意事項まで確認する余裕はないようです。

お客様が温泉への入浴を希望する場合、事前にタトゥーの話をしておくとトラブル回避のリスク対策になります。

実際にそのような状況に直面した時の説明方法については下記記事で解説していますので、ご参考ください。

たくさん歩く観光名所の情報共有

歩行時間が長い観光名所を訪れる場合、事前にその旨を伝えるなければいけません。

観光名所によっては長時間の歩行が必要です。

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東京では明治神宮や皇居が挙げられます。とくに皇居東御苑は起伏に富んでいるため、お客様によっては休憩が必要です。「これじゃ、エクササイズじゃないか」と皮肉っぽくお客様から言われたこともありました。

あの時の経験を振り返ると、「皇居と明治神宮はそれなりに歩きますよ」と事前に一言伝えるだけで、お客様のストレスを多少減らせる工夫ができたのではないかと思います。

イスラムのお祈り

イスラム教徒のお客様をご案内する際にはお祈りの時間を確認しなければいけません。

数年前にイスラム教徒のお客様をご案内したことがありました。

イスラム教では一日に5回の礼拝が義務づけられており、ガイドとしてもお祈りができる時間と場所を考慮した上でスケジュールを組む必要があります。

インターネットで調べるとイスラムカレンダーやお祈りの時間を調べられますが、直接お客様へ時間を伺った方がいいです。ガイドが事前にインターネットで調べた内容と、お客様が希望するお祈りの時間がずれていた、という話になるとスケジュールの変更を迫られます。

ほんの些細な気配りでトラブルを未然に防げます。

イスラム教徒のお客様に限らず、お客様とのコミュニケーションによる情報収集が重要です。

【通訳案内士ブログ】東京ガイドに役立つ情報

【通訳案内士ブログ】東京ガイドに役立つ情報

有益なサイトは以下の通りです。

Tokyo Travel Guide(東京観光財団)

Tokyo Travel Guideとは、東京観光財団が発行しているガイドブックです。

主に東京へ来られた観光客へ向けた資料なので、空港や宿泊施設、観光案内の窓口に配置されています。

オンラインでも各言語で電子バージョンが公開されているので、ガイドにとって準備をする上で時短のサポートとなります。

時短につなげよう

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Tokyo Travel Guideが時短と関係がある理由は、Tokyo Travel Guideでは、ネットで散らばっている情報がコンパクトにまとまっているからです。

ガイドがツアーの準備をする時には、情報収集にかなりの時間を使います。

観光名所に限らず、鉄道やバスなどの交通機関や割引券、wifiサービス、トラブル対応のリスクマネジメントなどのロジ情報も、事前に把握しなければいけません。

すべてをググりながら調べていたら、あっという間に深夜になり、場合によっては睡眠不足のままでツアーに突入というケースもあります(体験談)

しかし、Tokyo Travel Guideにはそれらの散らばっている情報が一つにまとまっていますので、ガイドにとっては辞書のような役割をはたします。

つまり、一冊で包括的な情報収集が可能となるわけです。

調べものに長時間費やす必要がありませんので、通訳案内士の業務や勉強の時短につながります。

江戸東京まち歩きブック

江戸東京まち歩きブックとは、東京シティガイド検定の公式テキストです。

東京の歴史や自然、産業、伝統文化、生活様式を詳しく勉強できる内容となっています。

もともと本書はガイドの合格者研修でご紹介頂いたもので、研修後にさっそく購入しました。

Kizuki
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マニアックな情報を小ネタとして使うと、お客様から「へぇぇー」という反応が返ってきます。

この本に関しては「時短」目的で扱うのではなく、日常的に勉強を続けて東京の知識を身に付けていく上で必要となる一冊です。

【通訳案内士ブログ】ガイドは一回やれば次のイメージを描ける

【通訳案内士ブログ】ガイドは一回やれば次のイメージを描ける

本記事では、「通訳案内士の仕事を成功させるポイント」についてお伝えしました。

はじめての場合はとても緊張しますし、不安もいっぱいあるかと思います。

ただ、一度経験すれば準備で何をすれば本番はこうなるというイメージを描くことができ、実践を積み重ねることでガイドとしての自信につながっていきます。

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大事なのは、「自分の切り口でストーリーを作り、それを実行するための準備をすること」です。

また、「通訳案内士 ブログ」で検索すると、ベテラン通訳案内士の体験談を読むことができます。

仕事の準備と試験対策で参考になりますので、ぜひ一度は検索して情報を集めてみましょう。

ちなみに通訳案内士の体験を記事にしてブログの副業を始めたい場合は、ノウハウを下記記事で解説しているので、ご参考ください。

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