

こんにちは、フリーランスのKizukiです!一般企業を経てフリーランスとして2019年に独立し、Webデザイン・プログラミング・通訳・翻訳・通訳案内士の仕事に携わってきました(Kizukiについてはプロフィールをご覧ください)今回は以下の悩みにお答えしていきたいと思います。

「哀愁」という映画がいいと聞きましたが、何がみどころなのですか?
恋愛映画の傑作と言えばビビアン・リーとロバート・テイラー主演の「哀愁」なので、ぜひご覧になってみてください。
タイトルの通り、甘く切ない恋愛映画です。
ハッピーエンドとはならずも、ハートに残るシーンが数多く見られます。
「切ない恋愛映画は人の心を打つ」と思えるあらすじの虜になる視聴者も多いのではないでしょう。
実際に主人公が身を投げて命を絶つエンディングになりますが、最期に至るまでに描かれた主人公同士の愛の奇跡は、視聴者を余韻に浸らせるには十分の味があります。
作中の英語は若干聴き取りにくいこともありますが、英語学習にも向いているのが特徴の一つです。
本記事では映画「哀愁」のあらすじと感想を紹介していきたいと思います。
【隠れた名作】映画・哀愁のあらすじと感想

「哀愁」は恋愛映画の傑作です。
あらすじ
主人公のマイラ(バレエの踊り子)が、英国ウォータールー橋で軍人ロイと出会って恋に落ちる物語です。
本当に偶然の出会いなのですが、ひょんなところから二人の関係が深まっていき、とんとん拍子で婚約までたどり着きます。
ところが当時は第一次世界大戦の真っただ中で、幸せの絶頂にいた二人ですが、ロイは戦地へ赴かなければいけませんでした。
ロイが戦地に赴くあたりからマイラの身辺の状況が悪化する流れになります。
男性と食事したことが雇い主にバレて解雇されてしまいます。
さらには偶然目にした新聞の戦死者欄に目を向けると、婚約者ロイの名前がありました。
同時期にロイの母親と顔を合わせることになりますが、ロイについて話すことができず、マーガレットもマイラを好ましく思わずに二人は別れてしまいます。
仕事と恋人を一度に失い、友人キティが娼婦として稼いでいることを知ったマイラは、自分自身も娼婦として働くようになりました。
ロイを失った悲しみを忘れようとするかのごとく、駅で帰還兵の客を探していたところ、なんと死んだと思っていたロイが帰ってきたのでした。
ロイはマイラが自分の帰還を待ち望んでいたと思って歓喜の笑顔を見せますが、マイラは娼婦として働いていた後ろめたさから素直に喜ぶことができませんでした。
ロイはマイラを自宅へ招待し、親類へお嫁さんだと紹介して回ります。
しかしマイラはロイの前で過去への後ろめたさを隠せず、ロイ自身もマイラの様子が気になり続けていました。
マイラはロイの母マーガレットに真実を告げ、ロイへの置手紙を残して立ち去ります。
ロイはマイラを探すためにロンドンへ向かい、友人キティにもマイラの居場所を尋ねますが、見つけだすことができませんでした。
ロンドンのウォータールー橋では、生気を失った顔のマイラが途方に暮れていました。
引き寄せられるように、マイラは車道を走る車に身を投げます。
マイラの死から数年後、マイラからもらったお守りを手にし、ロイは当時のことを思い出しながらウォータールー橋を後にしました。
感想
ごまかしのない純愛ストーリーとしては、傑作の映画と言えます。
とくにマイラが正直者で、隠し事をできない不器用さや娼婦になってしまった弱さも露になる点は、現代社会にも通じています。
自分が娼婦になった過去を恥じ、誠意を持って接してくれる男性と正面から向き合えないもどかしさや後ろめたさに共感を覚える視聴者もいるのではないでしょうか。
とくに第一次世界大戦の最中ということもあり、社会情勢は混とんとしていましたから尚更だったと言えます。
ビビアン・リーの名演技もさることながら、ロイを演じたロバート・テイラーの軍人紳士としての立振舞いも素晴らしかったです。
悲劇の純愛ストーリーを伝える映画としては「タイタニック」「ロミオとジュリエット」なども挙げられますが、時代を越えても視聴者の心を揺さぶる力があると感じられる名作です。
オススメの英語教材
「哀愁」は「ローマの休日」と同じく、英語教材としても最適です。
軍人が結婚するために上官の承諾を得たり、富裕層のパーティなど英国社会の雰囲気を垣間見ながら、恋愛の英語を学べる作品となっています。
前半部分の二人がノリノリでデートするシーンの言葉は、コピーしたくなるほどでした。
ちなみに洋画の英語に慣れてくると、「英検1級」にチャレンジしてもおかしくないレベルになります。
英検1級の全般的な対策については下記記事で解説していますので、チャレンジしてみたい方はご参考ください。
映画・哀愁を見て名作の味を覚えよう

映画「哀愁」のあらすじや感想を一言で述べると「悲劇」一色のような話になってしまいますが、短い時間でマイラと過ごしたロイの心中を察するエンディングにはグッとくるものがあります。

意外とハマってしまう映画で、私は10回以上同作品を鑑賞してきました。若干英語は聴き取りにくいですが、リスニング力を伸ばしたい方にとっては、良質な教材と言えるでしょう。
英語のスクリプトに関しては、スクリーンプレイの本が出版されていますので、セリフを確認しながら英語を学びたい方は、映画「哀愁」をご覧になってみてください。


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